アロマテラピーを上手に取り入れてアトピーを改善しましょう。

アトピー対策にアロマは良い?

アロマテラピーとは植物から抽出した精油(アロマオイル/エッセンシャルオイル)を利用した芳香で身体をケアするもので、アロマは「芳香」、テラピーは「療法」という意味を持ちます。

 

心地の良い芳香に包まれることでリラックスする活用法が有名ですが、アトピーの治療にも役立つのをご存じでしょうか?
なお、アトピー対策の場合はアロマ(芳香)による嗅覚からのアプローチではなく、アロマテラピーで使われる植物のアロマオイル(エッセンシャルオイル)を皮膚に塗って活用します。

 

 

アトピーの原因

アトピーの原因は全て解明されていませんが、アトピー疾患がある方の症状が悪化し、肌に痒みを感じる状況になるのは以下の原因があります。

  • 乾燥
  • アレルギー性蕁麻疹(主に慢性的なかゆみ)
  • 湿疹(皮脂が流れ落ちる)

 

いずれの原因も皮膚の肌バリア機能が低下し、乾燥によってダニ・細菌が皮膚内部に入り込んでしまう仕組みです。
こうした肌バリア機能の改善および低下の予防する際に、保湿や抗菌に働きかけるアロマオイルを皮膚に塗ると良い影響を与えてくれます。

 

アロマがアトピーに良いことは臨床実験でも証明されていて、皮膚科医からも推奨されています。
皮膚へ直接働きかけるため好みの香りでアロマを選ぶのではなく、アトピーと相性が良いアロマを活用しましょう。

 

 

アトピーに良いアロマの種類

アロマオイルのイメージ画像

アトピーに良いアロマオイル(エッセンシャルオイル)は、保湿と抗菌の機能性を持つ植物から抽出したもので、代表的な種類は次の通りです。

  • ラベンダー
  • ティートリー
  • カモミール(ローマン/ジャーマン)
  • ゼラニウム

このほか、殺菌作用や抗アレルギー作用のあるアロマであれば何でも問題ありません。

 

カモミール系は抗アレルギー作用があるので、かゆみの強い時に使用することを推奨しますが、アトピー対策に向いている種類の中から好きな香りを重視する方法で問題ありません。

 

アロマテラピーのメリットをフル活用するなら、気になる部位に直接オイルを塗ることですが、手作り無添加石鹸にアロマオイルを混ぜて作る方法もおすすめです。
芳香によってリラックスするだけでも、血流改善に働きかけてくれますよ!

 

 

漢方や生薬の方が強力

植物由来の精油では、スギ葉精油や艾葉(ガイヨウ)の抽出エキスが医療の現場や漢方薬で幅広く取り入れられています。
短期的な肌の改善を検証した学会での報告も多数あるため、アトピーに対して強力な働きを求めるのであれば、アロマ(芳香)のカテゴリーから外れている植物性オイルを検討してください。

 

 

アロマテラピーの注意点

注意を促す女性の画像

 

アロマテラピーは香りを楽しむだけならリスクが低いですが、オイルを肌に直接塗る際はいくつかの注意点があります

 

必要に応じて皮膚科医に相談した上で実践するようにし、少しでも違和感を感じた際はすぐに使用を中止して医師の診察を受けてください。


 

オーガニック由来の確認

アロマテラピー用のオイルは合成香料を使用していることもあり、芳香なら問題なくても肌に塗ると問題が生じるケースがあります。
必ず合成香料を使わないオーガニック由来のオイルを選びましょう。

 

薄めて使う

アロマオイルを肌へ直接塗る際は、必ずキャリアオイルなどで希釈して使います。
最初は濃度を低めにし、パッチテストを行ってから気になる部位へ塗るようにしましょう。

 

同じ種類を使い続けない

アロマオイルが肌に与える良い働きは、同じ種類を使い続けることで抗体ができてしまいます。
気に入った香りのアロマオイルでも、ずっと同じ種類を使い続けるのではなく、適度に種類を変えてローテーションさせましょう
手作り無添加石鹸に入れる際は、石鹸を作る度にアロマの種類を変えるようにしてください。

 

生理中や妊娠時は慎重に

生理や妊娠時は肌が敏感な状態になっているほか、ホルモンバランスが乱れることがあります。
アロマオイルは種類によってホルモンと似た働きをすることがあるので注意が必要です。
上手に組み合わせればホルモンバランスを整えるケースもありますが、生理中や妊娠中はアロマオイルの使用を控えた方が無難です。