ニキビ跡に精油は効く?

精油を垂らしているイメージ画像

 

ニキビは治った後に適切なケアをしないと、ニキビ跡や再発を招く恐れがあります。
特にニキビ跡は消えなくなってしまうこともあるので、なんとしても避けないといけません。

 

ニキビには複数の原因がありますが、大人ニキビの場合は乾燥や肌荒れなどの問題から毛穴の中に汚れが入って炎症を起こす共通点があります。

 

そしてニキビ跡は毛穴が大きく広がった状態になり、そこに汚れが入って炎症を起こすと再発やニキビ跡に発展する仕組みです。

 

そこで今回オススメするアイテムがニキビ跡に効く精油です。
抗菌作用が強い精油でニキビ跡をケアすることで、ニキビ跡などの肌トラブルリスクを大幅に軽減できますよ!

 

 

おすすめの精油

ニキビ跡に効くと言われている精油は複数ありますが、特に人気が高い精油が「ティートリー」です。
抗菌作用が強く、吹き出物の原因となるアクネ菌に直接働きかけてくれるため、日本アロマ環境協会(AEAJ)からも推奨されています。

 

ティートリーに加えて、ニキビの膿を排出するジュニパーベリー洗浄力が高いラベンダーの3種類をブレンドしたタイプがおすすめです。
アロマオイルはたくさんの種類があり、症状によっては幅広い種類が推奨されることもありますが、ニキビ跡の対策は紹介した3種類をブレンドした精油に人気が集中しています。
最低限、ティートリーを活用するだけでも、ニキビ跡のリスクを大幅に軽減できます。

 

日本アロマ環境協会の調査では、通常のスキンケア用のジェルとティートリーを5%希釈して加えたジェルを使い比べると、ティートリー入りジェルの方がニキビの減少が大きくなる結果が出ています。

参考元URL:日本アロマ環境協会 ティートリー精油の抗ニキビ作用

 

 

主な活用法

スキンケアをしている女性の画像

ニキビケアで精油を活用する方法は、

  • 化粧水
  • 軟膏
  • 化粧ジェル

などがあり、いずれも原液ではなく希釈して使います。

 

使い方や精油のスキンケア用品の使い方は多数ありますが、当サイトの推奨する活用法とレシピを紹介いたします。

 

 

精油化粧水
  • 精製水:80ml
  • 無水エタノール:10ml
  • グリセリン:10ml
  • ジュニパーベリー精油:1滴
  • ティートリー精油:1滴
  • ラベンダー精油:1滴

 

上記がイチからニキビケア用の精油化粧水を作るレシピです。
既製品の化粧水100mlに対して、精油を合計3滴ほど垂らす方法でも問題ありません。

 

 

精油軟膏
  • ジュニパーベリー精油:1滴
  • ティートリー精油:1滴
  • ラベンダー精油:2滴
  • カレンデュラオイル:10~15ml
  • ミツロウ:2g

 

カレンデュラオイルとミツロウを湯煎で溶かして、軟膏クリームを入れる容器の中に入れて混ぜます。
しっかり混ぜて、外側が白くなるくらいの状態になったら、精油を加えて再度混ぜてから空気を抜いて冷めるのを待てば完成です。

 

 

化粧ジェル

化粧ジェルはイチから作るのが難しいので、既製品に精油を加える活用法をするとよいでしょう。
日本アロマ環境協会が検証したティートリー精油を5%希釈する方法がおすすめです。
その他の精油をブレンドする場合は1~2滴の量に抑えるようにしてください。

 

精油の種類によっては刺激性があるので、濃度が濃すぎると肌荒れの原因になってしまう場合があります。