アトピーとハーブの関係性
アトピーやアレルギーにはハーブ療法が良いと言われています。
即効性はないですが、皮膚科医や薬剤師の推奨するアトピー対策ですので、ハーブティーを飲む習慣を作るとよいでしょう。
ハーブティーの種類はカモミールをベースにするのがセオリーで、お好みに応じてローズヒップ・ネトルなどをブレンドする方法がおすすめです。
アトピーが改善する仕組み
洗浄作用の持つハーブティーを飲むことによって、肌状態や血流が良くなりアレルギー症状を軽減する働きがあるほか、ハーブの種類によっては免疫力アップ、消炎作用などがあります。
アトピーの改善を目的にハーブティーを飲む場合は、消炎作用のあるカモミールをベースにするのがセオリーで、このほかに以下のハーブを取り入れると良いとされています。
- ネトル (抗アレルギー・血流改善)
- バードック※(体質改善)
- ローズヒップ (ビタミンCによる栄養補給、肌バリア機能アップ)
- ダンディライオン※(肝機能の強化)
- アロエ(肌のバリア機能アップ)
- カモミール(消炎作用)
※3歳未満は控えた方がいいハーブ
カモミールをベースに、香りや味、働きかける内容などから好みのハーブを組み合わせるとよいでしょう。
飲みにくい場合は、ステビアを少量加えると甘くなります。
なお、ハーブ自体にアレルギーを持っている方もいるので、飲んでみて身体に異常が出た場合はすぐに飲むのを止めてください。
特にカモミールはアレルギーを起こす方が多いので、初めて飲む方は少量を飲んで様子をみるとよいでしょう。
ドライハーブがおすすめ
ハーブは乾燥させたドライハーブと摘んだばかりのフレッシュハーブの2種類があります。
ハーブの持つアトピーへの働きかけは、フレッシュハーブよりドライハーブの方が3倍強力と言われているので、アトピー改善を目的にハーブティーを飲む場合は必ずドライハーブを使ってください。
体質改善による影響
普段はお茶を飲まない方がハーブティーを飲むようになると、抗酸化作用や身体を温める働きによって体質そのものが改善する場合があります。
結果的に血流も良くなって肌質も改善していく仕組みです。
普段はジュースなど糖質の多い飲み物ばかりを飲んでいる方は、大きな変化を実感できるかもしれません。
このほか、寒い季節や夏でエアコンの効いた室内で過ごす時間が多い方は、身体の内側から温めることで血流と肌質の改善を期待できます。
市販のブレンドティーについて
アトピーやアレルギーに最適なブレンドをしたハーブティーの商品がネットショッピングで散見されます。
こうした市販品のブレンドティーを買うことも悪くないですが、アトピーやアレルギー対策をアピールしたハーブティーは価格設定が割高に感じる商品が多いです。
品質など価格に見合う価値がある商品もありますが、根本的にハーブティーは即効性があるものではないので満足できる保証はありません。
市販のブレンド品を買うか、ドライハーブを買って独自にブレンドするかは人それぞれの価値観で決めるべきです。
どちらか迷っている方は、市販品と自分での配合の両方を試して、味や肌状態の変化を比べてみるとよいでしょう。